廣瀬大社(奈良県北葛城郡河合町)

廣瀬大社(ひろせたいしゃ)DATA

【御祭神】主祭神:若宇加能売命(わかうかのめのみこと)
相殿神:櫛玉命(くしたまのみこと)・穂雷命(ほのいかづちのみこと)

【別称】広瀬神社

【社格等】延喜式内社(名神大社)・官幣大社(明治四年)・二十二社(中七社)・別表神社

【創建】崇神天皇9年(前89年)

【主な祭典】例祭(4月4日)・砂かけ祭(2月11日)

【摂末社】祓戸社・日吉社・稲荷社ほか

【見どころ】本殿(1711年造営の春日造:奈良県指定有形文化財)・ロシア陸軍の野砲

【場所】奈良県北葛城郡河合町大字川合

広瀬の水神として太古より朝廷に崇められてきた神社

崇神天皇9年に廣瀬の河合の里長に御信託があり、水足池(みずたるのいけ)と呼ばれた沼地が一夜で陸地となり橘数千株が生じ、それを知った天皇が大御膳神の社殿を建てた。御祭神は廣瀬大忌神(ひろせおおいみのかみ)とも称し、伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇加之御魂神と同神とされる。また、「龍田の風神・広瀬の水神」として知られ、風神を祀る龍田大社とともに崇められてきた。
白河天皇永保元年(1081年)には、正一位に叙せられた。

⇒ 廣瀬大社ホームページ

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