熊野大社 平成24年10月23日

出雲大社と並び立つ出雲国一宮 熊野大社

「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」と呼ばれる。毎年10月15日に行われる「鑚火祭」では、出雲大社の神事で使う火をおこす燧臼と燧杵を、この熊野大社に借りに来る。その儀を「亀太夫神事」と呼ぶ。
日本書紀 巻第一 神代上 第八段には、「少彦名命、行きて熊野の御碕に至りて、遂に常世郷に適しぬ。」とある。当初鎮座していた熊野山(天狗山)のことか。

熊野大社

熊野大社スサノオの別称とされる御祭神名・神祖熊野大神櫛御気野命は、神々の祖なる御食を司るムスビノ大神の意がある。斉明天皇の勅で、厳神の宮を出雲国造が造営したと、日本書紀にある。

熊野大社本殿

熊野大社島根県下の神社は、ほとんどが大社造りとなっているが、昭和23年(1948年)に造営された熊野大社の御本殿も、出雲大社と同じく大社造り。檜皮葺きであったものを、昭和53年(1978年)に、銅板葺きに改めた。

鑚火殿

熊野大社平成3年(1991年)に奉新建されたこの鑚火殿には、スサノオの霊魂が宿るといわれる燧臼・燧杵が奉安されている。毎年10月15日の鑚火祭では、出雲国造が、出雲大社で用いられる神器をここに借りに来る。

百番の舞

熊野大社境内に環翠亭という休憩所があり、鑚火祭の様子を描いた絵が掛けられている。その中にある百番の舞は、出雲国造が舞うもので、前半は「アアアア、ウンウン」、後半は「皇神を良き日にまつりし明日よりは、あけの衣を褻衣にせん」と歌う。豊作を神に感謝する儀礼と言われている。

熊野大社

熊野大社随神門の向こうに拝殿。四拍手の出雲大社と異なり、拝礼作法は二礼二拍手一礼。右手には舞殿がある。



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