石鎚神社(愛媛県西条市)

石鎚神社(いしづちじんじゃ)DATA

石鎚神社【御祭神】石鎚毘古命(いしづちひこのみこと:石土毘古・石鎚大神)

【別称】石土蔵王権現

【社格等】県社・別表神社

【創建】奈良時代

【主な祭典】例大祭(4月5日・10月5日)・お山開き大祭(7月1日~7月10日)

【摂末社】厳島社(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)・三倍神社(素戔嗚尊)ほか

【見どころ】石鎚山(西日本最高峰)

【場所】愛媛県西条市西田

修験道場として名高い石鎚神社

685年に役小角が開山したと言われる石鎚山は、日本七霊山のひとつ。日本霊異記に、「石鎚山の名は石槌の神が坐すによる」とある。その石槌の神とは、古事記に伊耶那岐伊耶那美の御子として二番目に生まれた石土毘古の神である。
石鎚山は、古くは空海も修業したことで知られ、現在でも修験道のメッカとして、石鎚信仰が残る。かつては蔵王権現として、前神寺と横峰寺が別当であったが、明治時代の神仏分離で石鎚神社に改称した。7月1日から10日間は山開きとなっており、白装束の石鎚講で賑わう。

社殿は、石鎚山麓にある口之宮が本社となっており、中腹の中宮成就社・土小屋遥拝殿、弥山頂上の奥宮頂上社で構成されている。石鎚山は弥山を含む岩峰の総称で、境内地の天狗岳(1982m)が、西日本最高地点となっている。

⇒ 石鎚神社ホームページ
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