一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)DATA
【御祭神】経津主神 (ふつぬしのかみ)・姫大神 (ひめおおかみ)
【別称】抜鉾神社・貫前神社
【社格等】延喜式内社(名神大社)・国幣中社(明治四年)・上野国一宮・別表神社
【創建】安閑天皇元年(534年?)
【主な祭典】例大祭(3月15日)
【摂末社】抜鉾若御子神社ほか
【見どころ】本殿(1635年造営の貫前造:重要文化財)・藤太杉・蛙の木・宝物館(重要文化財の銅鏡ほか)
【場所】群馬県富岡市一ノ宮
鹿占神事が伝わる上野国一宮
経津主神は、葦原中国平定に功績があった神。中臣氏の影響の強い春日大社や香取神宮に祀られる神であるが、一之宮貫前神社では物部氏の祖神とされる。姫大神は、当地(綾女庄)に渡来の高麗人が祀った養蚕機織の神とされる。
社伝によると、物部姓礒部氏が氏神である経津主神を祀り、安閑天皇元年(西暦531年)に現在地に社殿を造営したとされる。現在も鹿占習俗が残っており、12月8日に鹿占神事が行われる。
⇒ 一之宮貫前神社ホームページ