三嶋大社(みしまたいしゃ)DATA
【御祭神】大山祇命(おおやまづみのみこと)・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
【別称】三島大社・三嶋大神(みしまのおおかみ)・三嶋大明神
【社格等】延喜式内社(名神大社)・官幣大社(明治四年)・伊豆国一宮・伊豆国総社・別表神社
【創建】不詳
【主な祭典】例祭(8月15日~8月17日)・田祭(1月7日)
【摂末社】若宮神社(物忌奈乃命・誉田別命・神功皇后・妃大神)・見目神社(波布比売命・久爾都比咩命・伊賀牟比咩命・佐伎多麻比咩命・伊波乃比咩命・優波夷命)他
【見どころ】本殿 (江戸時代末期の三間社流造:重要文化財)・三嶋大社社叢(樹齢約1200年の金木犀がある)・神池・たたり石
【場所】静岡県三島市大宮町
伊豆諸島の神々の頂点に立つ三嶋大社
「三嶋」とは伊豆諸島を指し、主祭神は伊豆諸島の開拓神である。また、伊豆諸島には三嶋大明神の妻子となる神が鎮座している。
主祭神については、古くから大山祇命であったという説が有力であるが、事代主神という説もある。幕末に国学者の支持を得て、明治6年には事代主神が主祭神に定められた。昭和27年からは、大山祇命も事代主神も主祭神として祀られている。
伊予一宮の大山祇神社とともに、大山祇命を祀る神社の代表的神社であるが、三嶋神は大山祇神社の神を勧請したとの説もある。
創建年代は不詳であるが、758年には既に、「伊豆三島神」として記録に残る。中世には、源頼朝の崇敬篤く興隆した。室町時代には、仮名文字で印刷された日本最古と言われる三島暦が頒布され、明治時代まで続いた。
⇒ 三嶋大社ホームページ