建部大社(滋賀県大津市)

建部大社(たけべたいしゃ)DATA

【御祭神】本殿:日本武尊(やまとたけるのみこと)
権殿:大己貴命(おおなむちのみこと)

【別称】建部明神

【社格等】延喜式内社(名神大社)・官幣大社(明治三十三年)・近江国一宮・別表神社

【創建】景行天皇46年

【主な祭典】例大祭(4月15日:神輿渡御)

【摂末社】聖宮神社(景行天皇)・大政所神社(播磨稲日大郎姫命)・藤宮神社(布多遅比売命)・若宮神社(建部稲依別命)ほか

【見どころ】本殿(1816年造営の一間社流造)・石燈籠(重要文化財)・宝物殿

【場所】滋賀県大津市神領

日本武尊を祀る近江国一宮

景行天皇46年、日本武尊の妃・布多遅比売命が、御子・建部稲依別命とともに住んでいた神崎郡建部郷千草嶽の地に日本武尊を祀ったのが創建。天武天皇4年(675年)に、近江の守護神として現在地に遷座した。
天平勝宝7年(755年)には、大神神社から大己貴命を勧請した。
源頼朝が伊豆国に流される道中、建部大社に立ち寄って源氏の再興を祈願したことから、出世開運の神としても有名になった。承久の乱以降は社殿の焼失が相次ぎ衰退したが、江戸時代に膳所藩が復興した。

⇒ 建部大社ホームページ

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