白峯神宮(京都府京都市上京区)

白峯神宮(しらみねじんぐう)DATA

【御祭神】崇徳天皇・淳仁天皇

【別称】白峯宮

【社格等】官幣大社(昭和十五年)・別表神社

【創建】慶応4年(1868年)

【主な祭典】春季例大祭(4月14日:淳仁天皇祭)・秋季例大祭(9月21日:崇徳天皇祭)

【摂末社】地主社・伴緒社・潜龍社

【見どころ】本殿(流造り)・小賀玉の木(京都市指定天然記念物)・小町踊り(7月7日)

【場所】京都府京都市上京区今出川通堀川東飛鳥井町

崇徳天皇を祀るスポーツの神社

保元の乱に敗れて讃岐に流された崇徳上皇は、香川県の白峯陵に葬られ、墓前に白峯大権現として木像が安置されていた。幕末の混乱を憂えた孝明天皇は、白峯宮の建設を始め、その遺志を継いだ明治天皇が、慶応4年に木像を京都に遷し、これを御神体として白峯宮を創建した。明治天皇は慶応4年9月7日に白峯宮に参拝し、その翌日、明治に改元した。
明治6年(1873年)、藤原仲麻呂の乱に巻き込まれて淡路国に配流された淳仁天皇の神霊を淡路島から迎えて合祀した。

和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に建立されたこともあり、「まり」の守護神として「精大明神」が祀られている。そのため、球技全般およびスポーツの守護神としても信奉篤い。

⇒ 白峯神宮ホームページ

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