日枝神社(ひえじんじゃ)DATA
【御祭神】主祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)
相殿神:国常立神(くにのとこたちのかみ)・伊弉冉神(いざなみのかみ)・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)
【別称】日吉山王社・日吉山王大権現社・江戸山王大権現・麹町山王・山王社
【社格等】官幣大社(大正元年)・別表神社
【創建】不詳
【主な祭典】山王祭(6月15日)
【摂末社】山王稲荷神社(山王稲荷大神)ほか
【見どころ】本殿(1958年造営)・宝物殿(国宝太刀銘則宗ほか)
【場所】東京都千代田区永田町
皇城鎮護の神社
創建の年代は不詳であるが、熊野那智大社米良文書に「武蔵国豊島郡江戸郷山王社」とあり、日枝神社の前身は1362年に存在したと考えられる。また、1478年の江戸城築城にあたり、太田道灌が川越の川越日枝神社を勧請したとも伝わる。徳川家康が江戸に移封された時には、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした。1604年の江戸城改築の際、麹町隼町に遷座し、庶民が参拝できるようになった。1657年の明暦の大火では社殿を焼失し、1659年に松平忠房の邸地であった現在地に遷座し、江戸城の裏鬼門を守るようになった。
⇒ 日枝神社ホームページ