吉備津神社(きびつじんじゃ)DATA
【御祭神】主祭神:大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)
相殿神:御友別命(みともわけのみことのみこと)・仲彦命(なかつひこのみこと)・千々速比売命(ちちはやひめのみこと)・倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)・日子刺肩別命(ひこさすかたわけのみこと)・倭迹迹日稚屋媛命(やまとととひわかやひめのみこと)・彦寤間命(ひこさめまのみこと)・若日子建吉備津日子命(わかひこたけきびつひこのみこと)
【社格等】延喜式内社(名神大社)・官幣中社(大正三年)・備中国一宮・別表神社
【創建】不詳
【主な祭典】例祭(5月第2日曜日・10月19日)
【摂末社】本宮社(孝霊天皇)・宇賀神社ほか
【見どころ】本殿(1425年造営の吉備津造:国宝)・回廊(戦国時代の造営:岡山県指定文化財)・御釜殿(1612年の造営:重要文化財)・備中神楽(毎月10日:重要無形民俗文化財)
【場所】岡山県岡山市北区吉備津
壮大な国宝社殿を有する桃太郎伝説に彩られる備中国一宮
崇神天皇の時代に四道将軍のひとりとして吉備地方を平定した吉備津彦命(孝霊天皇の皇子)をはじめとして、吉備氏一族の祖神を祀る。吉備津彦命は背後の吉備中山に葬られ、5代目となる加夜臣奈留美命が祀ったとも、吉備国に行幸した仁徳天皇が吉備津彦命の業績を称えて社殿を造営したとも言われている。
なお、吉備津彦命には温羅退治伝説があり、桃太郎のモデルともされている。
御釜殿は、退治した温羅を埋めた場所だと言われ、温羅の霊言により吉凶禍福を占う鳴釜神事が行われる。
⇒ 吉備津神社ホームページ