戸隠神社(長野県長野市)

戸隠神社(とがくしじんじゃ)DATA

戸隠神社【御祭神】奥社:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
中社:天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
宝光社:天表春命(あめのうわはるのみこと)
九頭龍社:九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)
火之御子社:天鈿女命(あめのうずめのみこと)

【別称】戸隠権現・戸隠三社・戸隠三所権現

【社格等】国幣小社(明治二十三年)

【創建】伝孝元天皇5年(奥社)・寛治元年(中社)・天暦3年(宝光社)・不詳(九頭龍社)・承徳2年(火之御子社)

【主な祭典】例祭(8月14日~8月16日)

【摂末社】天命稲荷神社ほか

【見どころ】奥社社叢(長野県指定天然記念物)・戸隠道・三本杉(長野市指定天然記念物)・夫婦の杉・西行桜・奥社参道杉並木

【場所】長野県長野市戸隠

天の岩戸だったとの伝承がある戸隠山を御神体とする神社

戸隠神社は、戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる。また、戸隠三社と言うと、奥社・中社・宝光社を指す。
天照大神が籠っていた天の岩戸を天手力雄命が押し開き、その天の岩戸を落として出来たのが戸隠山だと伝わる。創建は、地主神である九頭龍社が最も古いと考えられているが、詳らかにされていない。
平安時代には、天台密教と真言密教と神道とが習合した戸隠山勧修院顕光寺として、比叡山や高野山と肩を並べる修験道場だった。1468年に天台系の宣澄法師が真言系に暗殺され、その祟りと言われる事件があり、天台系のみの道場となった。明治の神仏分離令により、戸隠神社となった。

⇒ 戸隠神社ホームページ

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