東照宮(栃木県日光市)

東照宮(とうしょうぐう)DATA

日光東照宮【御祭神】東照大権現(とうしょうだいごんげん:徳川家康)

【別称】日光東照宮

【社格等】別格官幣社(明治六年)

【創建】元和3年(1617年)

【主な祭典】例祭(5月17日~18日)

【摂末社】奥宮(徳川家康墓所)ほか

【見どころ】本殿 (1636年造替の権現造:国宝)・陽明門(1636年造替:国宝)・神厩舎(「見ざる・言わざる・聞かざる」三猿:重要文化財)・眠り猫(左甚五郎作:国宝)

【場所】栃木県日光市山内

ユネスコ世界文化遺産であり徳川家康を祀る日光東照宮

徳川家康は元和二年(1616年)4月17日に駿府で死去。久能山に葬られ、翌年、遺言に従い「八州の鎮守」となるために日光に改葬された。改葬に当たり、社地は二代将軍である徳川秀忠が選定し、本田正純・藤堂高虎が奉行となった。
社殿は元和三年(1617年)4月に完成し、朝廷より東照大権現の神号と正一位の位階が贈られ、4月17日に遷座祭が執行された。その際、吉田神道と山王神道のどちらで祀るかで論争となったが、天海が主張した山王一実神道が採用され、薬師如来を本地仏とする神仏習合によって祀られることとなった。現在の社殿は、三代将軍である徳川家光の造営によるものである。
当初は「東照社」と呼ばれたが、正保二年(1645年)に宮号の宣下があり、以降「東照宮」と呼ばれる。現在は「日光東照宮」として親しまれているが、正式名称は「東照宮」である。

⇒ 日光東照宮ホームページ

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