豊受大神宮(三重県伊勢市)

豊受大神宮(とようけだいじんぐう)DATA

豊受大神宮【御祭神】豊受大御神(とようけのおおみかみ:豊宇気毘売神)

【別称】外宮(げくう)・豊受宮(とようけぐう)・止由気(とゆけぐう)・度会宮(わたらいぐう)

【社格等】正宮・式内社・二十二社(上七社)・二所宗廟の一

【創建】雄略天皇22年

【主な祭典】神嘗祭(10月15日~10月16日)・新嘗祭(11月23日)

【摂末社】外宮別宮4宮・外宮摂社16社・外宮末社8社・外宮所管社4社

【見どころ】神明造の建造物や清盛楠など

【場所】三重県伊勢市豊川町

内宮の天照大御神に食事を提供する神が祀られる伊勢神宮外宮

神社本庁の本宗とされる伊勢神宮。その正式名称は「神宮」。「お伊勢さん」として親しまれている神宮には、豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)と、皇室の氏神である天照坐皇大御神を祀る皇大神宮(内宮)がある。
参拝順としては、豊受大神宮を参拝してから皇大神宮に参拝するのが正しいとされており、奉幣も豊受大神宮、皇大神宮の順で行われている。ただし、天武天皇が定め、持統天皇の代にはじまった20年に一度の神宮式年遷宮は、皇大神宮、豊受大神宮の順で行われる。

雄略天皇の夢に天照大御神が現れ、丹波国の等由気大神(とようけのおおかみ)を食事の為に呼び寄せるようにとの神託があった。内宮の鎮座から484年後の雄略天皇22年7月7日に、現在地に祀られた。主祭神は等由気大神こと豊受大御神で、相殿には御伴神(みとものかみ)三座が祀られている。因みに、丹波国の元伊勢として、福知山の豊受大神社などが挙がっている。

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