月山神社(がっさんじんじゃ)DATA
【御祭神】月読命
【社格等】延喜式内社(名神大社)・官幣大社(大正三年)・別表神社
【創建】推古天皇元年(593年)
【主な祭典】例祭(8月14日)
【摂末社】天宥社ほか
【見どころ】月山・出羽三山歴史博物館
【場所】山形県東田川郡庄内町立谷澤字本澤
月山山頂に鎮座する東北屈指の名社
出羽三山と呼ばれる羽黒山・月山・湯殿山には、それぞれ出羽神社・月山神社・湯殿山神社が置かれ、修験の道場となった。羽黒山では現世利益を、月山では死後の体験をして、湯殿山で新しい生命をいただいて生まれ変わるという、「三関三度の霊山」として栄えた。
月山神社は、崇峻天皇の第3皇子である蜂子皇子が、推古天皇元年に羽黒山・月山を開山して建立されたもの。名神大社であり、江戸時代には松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で訪れ、「雲の峯いくつ崩れて月の山」と詠んでいる。近代社格制度では、東北唯一の官幣大社に列している。
現在では、出羽神社・湯殿山神社を併せた宗教法人・出羽三山神社が羽黒山に置かれている。
⇒ 月山神社ホームページ