椿大神社(三重県鈴鹿市)

椿大神社(つばきおおかみやしろ)DATA

【御祭神】主祭神:猿田彦大神(さるたびこのおおかみ)
相殿神:瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)
配祀神:天之鈿女命(あめのうずめのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやびめのみこと)
前座神:行満大明神(ぎょうまんだいみょうじん)

【別称】猿田彦大本宮

【社格等】延喜式内社・県社・伊勢国一宮・別表神社

【創建】垂仁天皇27年

【主な祭典】例大祭(10月11日)

【摂末社】椿岸神社(天之鈿女命・太玉命・天之児屋根命)・奥の宮磐座(天照大神・瓊瓊杵尊・猿田彦大神)ほか

【見どころ】本殿(神明造)・御船磐座・高山土公神陵

【場所】三重県鈴鹿市山本町字御旅

2000社あまりある猿田彦大神を祀る神社の総本社で獅子舞の発祥の社

垂仁天皇27年、倭姫命に神託が下り、猿田彦大神の墳墓(高山土公神陵)の近くの御船磐座付近に、「道別大神の社」として社殿が造営された。仁徳天皇の御代に、御霊夢により、「椿」の字をもって社名とした。昭和10年の内務省神社局の調査で、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社とされ、地祇猿田彦大本宮となった。

猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道の開祖であり、役行者を導き、椿大神社は修験神道の中心地となった。吉備真備の奉納と伝わる獅子頭があり、獅子舞発祥の社ともされる。

⇒ 椿大神社ホームページ

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