酒列磯前神社(茨城県ひたちなか市)

酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)DATA

【御祭神】主祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
配祀神:大名持命(おおなもちのみこと)

【別称】乳母神様(うばがみさま)・酒列明神

【社格等】延喜式内社(名神大社)・国幣中社(明治十八年)・別表神社

【創建】斉衡3年(856年)

【主な祭典】例祭(8月25日)

【摂末社】酒列鎮霊社ほか

【見どころ】本殿(1702年造営の流造)・拝殿彫刻(伝左甚五郎作)・酒列磯前神社の樹叢(茨城県指定天然記念物)・幸運の亀

【場所】茨城県ひたちなか市磯崎町

大洗磯前神社との関係が深い酒列磯前神社

「文徳実録」によれば、斉衡3年に常陸国の海上が光り、海岸に石が出現。東海に去った大奈母知(大己貴)・少比古奈(少彦名)が民を救済するために帰還したとの託宣があった。これにより、大己貴命は大洗に、少彦名命は酒列に祀られたという。翌年には既に官社に列し、「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を賜った。

⇒ 酒列磯前神社ホームページ


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