吉田神社(京都府京都市左京区)

吉田神社(よしだじんじゃ)DATA

【御祭神】建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)
伊波比主命(いわいぬしのみこと)
天之子八根命(あまのこやねのみこと)
比売神(ひめのかみ)

【社格等】式外社・官幣中社(明治四年)・二十二社(下八社)・別表神社

【創建】貞観元年(859年)

【主な祭典】例祭(4月18日)・節分大祭(2月2日~2月4日)

【摂末社】若宮社(天忍雲根命)・神楽岡社(大雷神・大山祇神・高龗神)・斎場所大元宮(天神地祇八百万神)・神龍社(吉田兼倶)ほか

【見どころ】斎場所大元宮(重要文化財)・節分大祭

【場所】京都府京都市左京区吉田神楽岡町

吉田神道の拠点

貞観元年(859年)に、藤原山蔭が春日大社の神を勧請した。室町時代末期には、吉田兼倶が吉田神道(唯一神道)を創始し、境内に斎場所大元宮を建立して拠点とした。近世に入ると吉田兼見が、律令制時代の神祇官に祀られていた八神殿を境内の斎場に移し、神祇官代とした(明治5年に宮中に遷座した)。江戸時代には、神職の吉田家が、全国の神社の神職の任免権を持っていた。

⇒ 吉田神社ホームページ

言霊の杜